筋肉の基礎知識

筋肉についての基礎的な知識を勉強して肩こり腰痛を克服しましょう!

筋肉の分類

筋肉は、筋細胞という繊維状のものが集まって出来ているもので、大まかに分けると横紋筋と平滑筋の2種類となります。
横紋筋とは、骨格筋(手足の筋肉)と心筋(心臓壁の筋肉)のことで、平滑筋は、内蔵筋(内蔵や血管壁のど)のことです。

また、意識して動かせる筋肉を随意筋と言い、これには骨格筋が該当します。
心筋や内蔵筋は不随意筋と言い、意識して動かすことは出来ません。

肩こりや腰痛に関係するのは主に骨格筋です。
従って、心筋や内蔵筋については別の機会に掲載したいと思います。
内臓疾患由来の肩こりや腰痛に関しても省略させていただきます。

筋肉は縮むだけ??

筋肉は、縮むことしか出来ないって知ってました?

肘を曲げたり伸ばしたりする動作を例にしてみましょう。

肘を曲げる時に使われる主な筋肉は、上腕二頭筋です。
これは力こぶを作るときの筋肉です。
この上腕二頭筋が縮むことによって肘が曲がります。

では、肘を伸ばすのは?

上腕二頭筋がググッと伸びて肘を伸ばす・・・

これは間違いです!

肘を伸ばすときは、上腕二頭筋の反対側にある上腕三頭筋が縮むことによって肘を伸ばすのです。
上腕三頭筋が縮む時に、上腕二頭筋が伸ばされるのです。
自ら伸びるのではなく、伸ばされるのです。

当然のことながら、肘を曲げたときは、上腕二頭筋が縮んで上腕三頭筋が伸ばされます。

このように殆どの骨格筋が、反対側の筋肉と助け合って活動しているのです。

この作用を相互作用と言います。

首や肩や腰も含めいろいろな関節は、この相互作用があるおかげで動かすことが可能になっています。

筋肉が縮むメカニズム

脳が筋肉を動かすための司令を発すると、神経を通って該当する筋肉にカルシウムイオンを放出させます。
放出されたカルシウムイオンによって、筋肉内でATP(アデノシン三リン酸)が分解されエネルギーを放出し筋肉が収縮します。
筋肉を動かすための脳からの指示が無くなると、カルシウムイオンが小胞体という組織に吸収され収縮活動を終了します。

筋肉が疲労する理由

筋肉を長時間使い続けると、ATP(アデノシン三リン酸)の分解に酸素の供給が間に合わなくなってしまい、無酸素状態でエネルギーを生産していかなくてはならなくなってしまいます。
その時に多量の乳酸が蓄積されて、筋肉の収縮活動が低下してしまいます。
これが、筋疲労の原因とされています。

デスクワークが多く猫背の人は、体を反らす運動をこまめにして、猫背によって負担のかかっていた筋肉を開放してあげることが大切です。
また、体を右に捻る動作が多い人は、左にひねる運動をしてあげることで筋疲労を軽減させることが出来ます。

要するに、長時間特定の筋肉だけを使わないように、バランス良く筋肉を使ってあげることで肩こりや腰痛になりにくくなります。

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